常設展6月後半は、「うつしとる・版画」と題して、ギャラリーの所蔵版画展です。ギャラリー所蔵品の中から今回は36名の作家の作品を展示します。銅版・リトグラフ・木版・スクリーンプリント・紙版・コラグラフなど多岐に渡る版種が並びます。
版画はまず元になる「版」の制作に時間を費やします。そこに作者の気持ちがこもります。そしてその版にインクをのせ、プレス機やバレンなどを使い、紙にうつしとります。そして紙をめくる瞬間が一番どきどきする時です。版画の醍醐味の時です。どんなものがうつしとられているのか、作者の思い通りのものなのか、はたまた思いもかけないものなのか。
まだまだ予断を許さないご時世ではありますが、不要不急なもので、衣・食・住の次かもしれませんが、ART・版画の良さを味わいに、またお気に入りの一枚に出会いにお越しください。
ご来店の際はマスク着用をお願いいたします。
体調がすぐれない時は決してご無理なさらないでください。
ご来店時などの手指の消毒をお願いいたします。
など6月前半の常設展同様、新型コロナウィルスの感染拡大防止のご協力をお願いいたします。
《出品作家》敬称略五十音順
雨宮ひかる・荒木和子・井崎正治・伊藤類・今井俊・絵畑浩二
大野きこ・尾関立子・甲斐哲哉・片岡外志子・木戸和子・坂本千明・佐治良太郎
庄漫・杉本あかり・杉山髙史・鈴木智恵・鈴木理恵・高澤圭多・館泰子・寺口肇
永井研治・西田陽子・服部奈々子・原口恵子・藤田ユウコ・細水和子・真名垣クミコ
三橋しのぶ・三好まあや・森田薫・森山有美子・結城泰介・吉岡正人・米倉泉
渡辺千尋