東京芸術大学油画専攻2年に在学中のお二人による展示です。
内海さんはパネルに顔料と自宅付近の土を使って制作しています。土と顔料のかもし出す絵肌と色彩が印象的な作品です。対象物を描くという意図よりも、自然物によって作品を作る行為を重視しています。版画の小品も展示しています。
林さんは木版画による顔の作品を100点ほど展示しています。身近な人の顔をもとに目や鼻などのパーツを版で作り、それらを組み合わせることで新しい顔を作っています。様々なモンタージュによって一般化されていく表情が並びます。また、会場には木組みの箱型の装置が置かれ、その中からは、独特の世界をみることができます。
期間中、作家が在廊します。是非、実際に作品をご覧になってください。たくさんの方のご来場をお待ちしています。
会期中休みなし 12:00~19:00 最終日は17:00まで
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