国分寺くるみギャラリー

国分寺駅 北口から徒歩約6分の小さなギャラリーです。よいものを展示してよい空間を。企画展示とともに、貸しギャラリーとしてギャラリースペースをレンタルしています。

GWは美術館へ・・・そして町田

IMG.jpgIMG_0001.jpg 良い天気に恵まれたGW、益子の次は美術館へ出かけた。まずは六本木の国立新美術館へ。公募展の国画会の国展を見に行った。国画会版画部の会員で、当ギャラリーでお世話になっている米倉泉さん・杉山高史さんの版画が展示されている。まずは絵画の部を見たが、いつも公募展を見ると感じることだが、すっごい数の絵だ。こんなに絵を描く人がいるんだ。国画会だけでこれだけいて、他の公募展も・・・・、と考えるとすごい。益子に行った時も感じた、こんなに陶芸の人がいるんだ。全部ていねいに見ているととても間に合わないので、これは・・という絵だけじっくりと見た。版画の部のところに杉山高史さんと國井秀和さんがいらっしゃった。また昨年もあったがチャリティーオークションが催されていた。そうだった!忘れていた。今度は初日に来ようと思っていたのに。昨年は米倉泉さんの版画だったが、今回は國井秀和さんの版画をゲット。
 次に町田市立国際版画美術館に「駒井哲郎」を見に出かけた。あまり人も多くなく静かな落ち着いた空間だった。やっぱり作品をじっくり見るんならこうでなくっちゃ。でもおもしろいことに何人かの人の手に虫めがね(拡大鏡)がにぎられている。みんな絵に近づいて虫めがねで絵を見ている。駒井哲郎だからだろうか。それともいつもなのだろうか。不思議だ。駒井哲郎・・ちょっと評価の分かれる作家だが、素敵だ。全部の作品を入れ替えて、後期の展示があるという。もう一度来たいものだ。
RIMG0071.JPG ところで美術館に行く途中で、町田市民文学館というのがあった。一度通り過ぎたが、何か惹かれて戻ってきた。「まほろ駅前多田便利軒」という展示をしていた。???どこかで聞いたことがあった。いや読んだことがあった。そう若い便利屋の話だ。どうやら今映画になっているらしい。そのロケ地が町田なのだ。映画で使用されたものや、シナリオや、漫画になった原画の展示もあった。ほとんど人はいなかったが、おもしろかった。もう一度読み返してみたい。漫画も読んでみたい。ちょっと映画も見ようかな。