
坂本さんは着ぐるみをつけて直立しているような不思議な動物たちや、ふっくらした丸いフォルムで風化した石のような肌合いが魅力的なぞうやねこを出品しています。他に陶のミニフレームに直筆の絵や普段使いの器もあります。
持田さんの作る様々な表情のカエルたちは、新聞を読んでいたり、葉っぱの上で寝転んだり、ベンチでくつろいでいたり、とても人間臭くて自然体。ユーモアたっぷりですが、どこかにペーソスが感じられます。壁をはう蜘蛛や空飛ぶこうもりも観る目をぐっとひきつけてくれます。
2人の作品は素材はまったくちがってもどこかに共通する世界があり、ギャラリーはそれぞれのストーリーに登場する生きものたちが楽しげにおしゃべりしている声が聞こえるようです。










